「リライト記事」をご存知ですか?
これはある記事や内容に対して内容自体はほとんど変えずに言い回しや構成を変え自分の記事として作り変える事で、ある程度本格的にアフィリエイトを行っている方であればご存知でしょうし、実際行っている方も多いと思います。
私自身、記事を書く上でネット上の色々なサイトを参考にする事が多いですし、リライト記事も散々書いておりますから、このリライト記事に関して否定的な意見を述べるなど「どの口が~」と言われても仕方ないのですが、好き勝手書いていいブログだからこそあえて書いておこうかと思います。
そう、リライト記事などゴミだと。
どこまでがリライト記事なのか?
ただ、勘違いして欲しくないのはリライト記事すべてを否定しているわけではなく、問題なのは質の低いリライト記事を量産し、そしてそんなリライト記事だけで構成され独自性が全く無いサイトが非常に多いという事です。
何を持って「質が高い」「質が低い」を決めるかは人それぞれだと思いますが、ページ単位で見れば自分なりの見解や別の視点をしっかり入れているようなものは比較的質の高いリライト記事と言え、質が低いものはただ言い回しや文章の構成を変えただけのものだと感じています。
またサイト全体で見るのであれば、そのサイトのテーマやカテゴリに対する基本的な情報というのはどのサイトもある程度似通ってしまうのは仕方なく、“質”の面を考慮するなら基本的な情報とは別にどれだけ独自のコンテンツを入れているかが鍵になります。
しかしネットである情報を検索してみると同じような事しか書いていない記事がズラッと並ぶ事もままあり、特にアフィリエイトが絡むキーワードだとこれが顕著になる傾向があります。
リライト記事で上位表示は可能か?
サイトを作る場合、ある程度のリライトはどうしても必要になります。しかし多くのアフィリサイトが溢れる現在こういった記事で上位表示を目指す事はニッチなキーワードを上手く拾わない限り難しいと言えるでしょう。
一方、サイトの評価がかなり高い場合であればドメインパワーなどの影響で上位表示できる可能性があるものの、サイト自体の評価を上げるにはキラーコンテンツに代表される独自性の高いページを多く含み、一定以上の自然リンクを得ており、かつある程度長期間しっかり運営(更新)されている必要があり、リライト記事ばかり書いている運営者にそれが出来るとは思えません。
誰にも見られることのない質の低いリライト記事など“ゴミ”以外の何ものでもありません。
ただ、サイトを運営していると検索からの流入は全くといっていいほど無いのに、自サイトの他の記事から辿って読まれる記事というのも存在しますから検索で歯牙にもかけられないからといって一律に「ゴミ」とは言い切れないから難しいところです。
リライトに留まらない記事の作成を心がける
私自身サイト運営を始めた頃や新しいサイトを立ち上げる時などはある程度他のサイトから情報を拾ってきて自分なりに書き直すリライトを行う事はあります。
ただ、そういった時に参考にしようと複数のサイトを覗いても似たような事しか書いていない場合が多く、見てるこっちとしてもうんざりしてしまう事もしばしば。
ですから、最近では最低限の情報のみを収集するに留め、自分の意見や考えを挟みながら文章を起こしたり、また他のほとんどのサイトで右へならえ的に否定しているような事があれば、あえて肯定的な文章を入れてみたりと色々試しています。
情報や知識が少なくどうしても他の記事と似てしまう場合には、書くべき事が完結した後に自分なりの見解や専門知識に囚われない率直な意見や感想を200~500文字程度書いたりしてわざと人間臭い記事にしたりといった手法も使います。
こういった事は手間で時間の無駄に感じる事もありますが、全体的なサイトの質を高め少しでも独自性を出すために、ある程度の手間は惜しまず書く事も重要になる一方、基本的にアフィリエイトは時間がいくらあっても足りないと感じるものなので、その取捨選択はサイトを作成・運営していく中で自分なりの判断基準を作る事が必要になるのでしょう。