こういったアフィリエイト関連サイトをやっているとGoogle AdSenseの話題を取り上げる事があります。しかしGoogle AdSenseはプライバシーポリシーや規約が厳しい事でも知られており、報酬などの話題にどこまで踏み込んでよいのか悩む事があります。
グーグルアドセンスはどのくらい稼ぐ事ができるのか?というページではアバウトながら一般的かつ平均的なクリック率や単価などを書いており、当サイト以外にもこういった情報を掲載しているサイトも散見されますが、こういった具体的な数字を挙げるのはNGという意見も。
一方でアドセンスの収益の掲載についての話題でよく取り上げられるアドセンスの利用規約の中の「span class=”red”>お客様は、自らによる本サービスの利用によりもたらされた Google による支払総額を正確に開示することができます。」という文言からは「支払い済みの金額であればサイトなどで開示してよい」と受け取れます。
つまり、例えば…
■Google AdSense収益
1月 ○○円
2月 ○○円
3月 ○○円
…といったように、支払い済みの月の合計額に関しては公開しても問題ない事になります。ただ「支払総額を正確に開示することができます」という文言はちょっと気になる点であり、これが虚偽の収益額を載せる事を禁止しているのか、それとも「1円単位まで正確に開示してよいですよ」という意味なのか少し判断に迷うところですが、おそらくこれは後者の方と思われます。
クリック率・単価などの開示は?
グーグルアドセンスの詳しいクリック率や1クリックあたりの単価というのは多くの方が知りたい情報だと思いますが、あまり詳しく開示してしまうと利用規約に抵触すると思われます。
Google AdSenseの利用規約の「9.機密保持」の中の開示してはいけないとする情報に「本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計」という一文があり、この文言からクリック率(CTR)やクリック単価(CPC)などを開示するのは禁止されていると思われます。
当然ながらレポート画面のキャプチャ画像などもってのほか。
ギリギリ許される若干グレーなラインとして、多くのアドセンスユーザーのクリック率や単価の平均をザックリとした数字で書いたり、広告のジャンルと単価を詳細に結び付けない事あたりでしょうか。
中には一部を隠したキャプチャ画像を載せているサイトもありますが、間違いなくアカウント停止の可能性を高める行為だと思いますので行わないようにして下さい。
アドセンスの収益に関する情報は書かない方がよい?
何が何でも、0.1%でもアカウント停止の可能性を高めたくないのであればアドセンスの収益などに関する記事は一切書かない方が良いでしょう。
しかしこういった情報は多くのアフィリエイターが欲しがる情報でもあり、また場合によっては自分のサイトの記事の信憑性を高めるといった面で掲載したい場合も多いと思われ、実際このサイトでも詳細ではないものの大雑把にクリック率や単価、収益などの情報を掲載しています。
もしかしたらこれすら厳密にはアウトなのかもしれませんが、広告と単価を詳細に結びつけたりといったような広告主の不利益となるような情報を載せなければ“いきなりのアカウント停止”は考えづらく、最悪でもまずは“警告”という形でのアクションがあると思われます。
ですから、アドセンスに関する記事を掲載する場合は「もしかしたら規約に抵触するかも」という意識を忘れず、行き過ぎた開示は行わないようにしつつ、万が一警告が来た場合にはすぐにでも消せるよう心の準備をしておきましょう。