同じジャンルのサイトを複数作る際の注意点

file1アフィリエイトに本気で取り組む場合、人によって異なるものの多くの場合はいくつものサイトを運営する事になると思います。その際、「1ジャンル1サイト」にこだわり同ジャンルのサイトは作らない方もいれば、同ジャンルのサイトを複数作る方もいるでしょう。

同ジャンルのサイトであれば知識を共有できる事から1から新たに勉強する必要はなくその時間を丸まるサイト作りに回せますし、知識があるので記事もスラスラ書け時間の短縮にもなり、同じジャンルでも少し切り口を変える事でそのジャンルにより深く精通する事により知識が深まり、記事の内容の信憑性や専門性も高まります。

しかも同ジャンルであれば適度にリンクを貼りあう事である程度のSEO効果も狙えるとあって色々とメリットがあるものの、一方で気をつけなければならない点もあります。

同ジャンルのサイトは言い回しや文言が似通ってしまう

もし同ジャンルのサイトを複数製作するにあたり1つはご自分で、他は外注や人を雇って書かせるのであれば問題になる事は少ないものの、同ジャンルのサイトを自分1人で作成するとなれば“記事が似通る”という問題が発生します。

グーグルなどの検索エンジンは似たような記事を「質の低いリライト記事、コピーコンテンツ」と判断する傾向にあり、サイトごとに言葉の選定や言い回しを変えていかないとペナルティの対象になってしまう事も考えられます

豊富なボキャブラリ(語彙)でサイトごとに言い回しや言葉選びを変えられるのであれば問題にならないでしょうが、私自身育毛関連サイトを2つ運営する中で、同じ商品・テーマを扱ったページはどうしても言い回しが似通ってしまう傾向にあります。

お前のボキャブラリが少ないからだ」と言われればそれまでですが、どんな文豪でも文章の書き方や言葉の選び方にはクセや傾向があり、それを使い分けるというのは思いの他難しいもの。

そして、それを意識し言い回しや言葉の選定に気を使うと別の問題が起きてきたりします。

文言や言い回しに気を使うあまり文章の質が落ちる

誰にでも言い回しや言葉の選定にクセがあり、同ジャンルを複数サイト運営するにあたりこういった癖を排除し“質の低い記事”という評価を回避しようとすると、かえって変な記事になってしまったりします。

私自身経験・体感している事なのですが、初めて書くテーマは自分なりの言葉などを最大限活用しのびのびと記事が書けるものの、同ジャンルのサイトで同じテーマの記事を再び書こうとすると前に書いた記事を意識するあまり言い回しが変になったり全体的にまとまりがなくなってしまったりといった事が発生しがち。

仮に同じテーマや商品紹介記事を1発目の記事をまったく考慮せずのびのび書くとビックリするぐらい似たような記事になり、だからといって1回目の記事を参考にしつつ言い回しを変えて書こうとしても1回目の記事の質は越えられず“劣化したリライト記事”になってしまう事が多い傾向にあります。

同ジャンルを2つだけしか運営していない私がそうなのだから、もっと多くの同ジャンルサイトを運営している方は色々と苦労があると思います。

同ジャンルの似たような記事を回避するために

同ジャンルのサイトを複数運営し、それらの記事をすべて自分で書いているのであればどうしたって似たような記事になってしまうと思います。

それを回避する手段として、おそらく多くのアフィリエイター取っていると思われる対策が“ジャンルは一緒でも扱う商品やテーマを変える”事だと思います。

例えば「ダイエット」を扱うサイトを複数運営していたとしたら、「女性向け」「男性向け」「若年層向け」「中高年向け」といったように細分化することで記事が似通ってしまう事を避けられますし、“サイトの専門性”という面でも優位に立てる可能性があります。

テーマが違うとはいえジャンルは同じであるためペナルティにならない程度の自演リンクもやりやすく、またある程度の知識や情報は共有できるため記事作りにあたり勉強や下調べに費やす時間を節約できるという大きなメリットもあります。

一方でちょっと気になるのが「細かくジャンル分けし複数サイト作るのが良いのか」「大きなジャンルとして総合的に扱った大規模サイトを1つ作るのが良いのか」という点。

サイトをテーマごとに小さく分割する事で、アクセスを集められるものをピックアップしそれを伸ばしてゆけるという点、万が一のペナルティを想定してのリスクヘッジという観点では確かにサイトの細分化は有効であるものの、それらをひとまとめにした大規模サイトはページ数も多くなりますし、ドメインパワーという面からも有利になる可能性も。

この辺は今回の話題からずれるのでまた別の機会に掘り下げてみたいと思います。

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