アフィリエイトで失敗する原因5 – 訪問者の視点に立ってない

訪問者視点で記事を書くアフィリエイトで成功する秘訣はいかにサイトやページを増やすかにかかっているものの、その質が低ければいくら増やしたところで大きな成果は望めないでしょう。

質の低いサイトやブログ、ページに共通するのは他のサイトと差別化が図られていない、文字数やページ数が少ない、分かりづらいサイト構造など挙げだしたらキリがありませんが、実はそれらの根底にあるのはたったひとつだったりします。

それが「訪問者の立場・視点に立っていない」です。

極論から言うとアフィリエイトで成功できるかどうかはこの“訪問者の視点に立てるか”という点にかかっており、これをしっかり行えているサイトやページを多く作ることができれば訪問者もリピーターも増えますし被リンクも自然と増え検索エンジンの評価も高まりますし、逆にこれが出来なければいつまで経ってもアクセスが増えないダメなサイトを量産し時間を無駄にする事になってしまうでしょう。

ただ、この“訪問者の視点”というのは非常に曖昧で、これが重要なのは理解しているが抽象的でいまいちよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

記事を書く立場からすると確かに“訪問者視点”は見えづらく、私自身もそれをしっかり実践できているか不安や疑問に感じる時も多々あります。

その上で自分に言い聞かせるという意味合いも含め、この「訪問者の視点に立つ」を取り上げていきたいと思います。

訪問者が記事をちゃんと読んでくれると思うな

記事を書く側の人間は書き出しから文末に至るまでの構成を考え、全体的にまとめ上げた破綻のない文章を書く事に注力します。

言い換えれば“ユーザーが頭から尻尾まですべて読む事”を前提に記事を書き上げます。

しかしそんな“書く側”の思いとは裏腹にサイトへの訪問者の多くは自分に必要な情報のみを探そうとする傾向にあり、すべて文章を読まれる事の方が少ないというのが実情です。

実際私たちが何かしらの情報を求めサイトを廻る時の行動を思い返してみれば、「記事全文を読む事って少ないよな」と実感すると思います。

だからといって記事の起承転結を考えず情報のみを羅列するだけでは説得力も無くなりますし、多種多様なニーズによって訪問するユーザーの要望に広く対応する事は困難になるでしょう。

ですから私たちは起承転結をしっかり意識した文章を書いた上で「訪問者の多くは必要な情報のみを求める」というニーズに応えるような“仕掛け”を施す必要があります。

その対策として広く用いられるのが「小見出し」「段落」「文字の装飾」。

小見出しは当サイトでも行っているように、いくつかのテーマごとに小見出しを付け「ここからここまではこういったテーマを扱っているよ」と訪問者にアピールするもので、ここでいう「訪問者が記事をちゃんと読んでくれると思うな」がそれに当たります。

段落に関しては記事を読みやすくする空白行の使い方でも取り上げているように、3行前後の文章に1行の空白行を挟む事で読みやすく情報を探しやすい環境を作るというもの。

文字の装飾は重要な部分に色や背景色、下線を引くことによって訪問者に「ここが重要ですよ」と訴える方法で、適切に配置できればユーザーのニーズに応える事が出来ますが、文字の装飾を多用しすぎると強調やサイト自体の信頼性を落とす事になりますので注意が必要です。

このように「訪問者は必ずしも全文を読んでくれるわけではない」「必要な情報を積極的に提供する」という姿勢を心がける事でユーザーフレンドリーなサイトにグッと近づけます。

ユーザーの視覚に訴える

サイトへの訪問者の直感に訴える事も重要になります。

当ブログ自体はアフィリエイトをあまり目的としない情報提供寄りのものなので冒頭に小さい画像を掲載するに留まる構成にしておりますが、アフィリエイトに主眼を置いたサイトでは適切な画像を配置し訪問者の視覚に訴える事は非常に有効な手段となります

というのも、文字だけのサイトは文章を読んだ上でそれを頭の中で噛み砕く作業が必要になるものの、画像であれば直感的に分かりやすく、文字を読む事をあまり好まない方への訴求効果も期待できます。

これは上でも書いた「文字の装飾」にも当てはまる事で、訪問者が視覚的に分かりやすくする事や「手間をかけている」と感じさせる事でサイトの信頼性は高まります。

そういった面では「箇条書き」というのも非常に有効な手段。

情報を文章の中に散りばめると訪問者視点では「どこに情報があるか分かりづらい」となりがちですが、箇条書きにより重要な部分をピックアップすると、目で見てすぐに「これがこのサイトで伝えたい事なんだな」とアピールする事ができます。

具体的には…

○訪問者目線に立つ上で重要な事

  • ■ユーザーは必要な情報のみを抜き出そうとする
  • ■小見出しを付け情報のありかを明確にする
  • ■3行前後に1行の空白行を入れ読みやすく
  • ■文字の装飾を適切に配置し重要な部分を分かりやすくする
  • ■画像や箇条書きを用い視覚に訴える

…といった感じでしょうか。

箇条書きというのは重要な部分を抜き出して伝える目的で使われる事が多いので、ユーザーもこれを見れば“サイト内で伝えたい事”“重要になる部分”が瞬時に理解できます。

こういった運営者側のちょっとした工夫でユーザーの利便性は明確に向上しますから、ちょっとした手間を惜しまず訪問者の目的を満たす事に注力するようにして下さい。

訪問者の視点に立つ事の重要性のまとめ

これまで訪問者の視点に立つ上でいくつかのポイントを挙げてきましたが、これはほんの一部分に過ぎず細かい事を言い出せばサイトのデザインやらリンクの張り方やらキリがなくなってしまうので、とりあえず今回はここまでとします。

ユーザーの視点や利便性を追及すると情報を抜き出してすぐに離脱してしまう訪問者が増え滞在時間が減ってしまうのでは…という懸念もなくはないものの、それは「今結果が残せればいい」という短期的な視点に過ぎず、長期的に見れば訪問者の視点に立つ事がサイトの信頼性やナチュラルリンク、ひいては検索エンジンの評価に繋がってきます。

ユーザー視点に立った記事を作る上で重要になるのは「自分の記事への客観性」と「自分が訪問者だったら…」という見方なので、ご自分でネットサーフィンを行っている時などに「訪問したサイトの何を重要視しているか」「どういった部分に注目するか」を分析してみると色々と見えてくるものがあると思います。

“訪問者視点”と“客観性”。

今一度ここに着目し記事やサイト作りに活かすようにしてみて下さい。

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