商品を紹介する際はデメリットを伝える事で信憑性が増す

商品のデメリットも伝えるアフィリエイトを行っていれば商品を紹介するページを作る機会が多くなるはず。

検索から訪れた訪問者があたなのサイトを見て商品紹介ページにたどり着いた時、そこに書かれている商品の紹介文がアフィリエイトの成績を左右すると言っても過言ではありません。

多くのアフィリエイターは少しでも購入に繋げようと商品の良い所やメリットばかりを取り上げ「いかに素晴らしい商品か」を伝えようと躍起になりますが、それは時として逆効果になる事を覚えておく必要があります。

「商品の良さを伝えなければ売れない」

確かにその通りではあるものの、それが過剰になってしまうと胡散臭い印象を与え「提灯記事」と判断されかねませんので、上手く商品を褒めつつ記事に信憑性を持たせる必要があります。

商品の良いところをしっかり伝えつつデメリットも記載する

少し極端な話になりますが、例えば「薬」を思い浮かべてみて下さい。

ある病気に対し非常に高い効果を示す薬は、その「ある病気に対する効果」だけに着目すれば非常に素晴らしい商品ではあるものの、高い効果が見込める薬というのは相応の副作用と“価格の高さ”というデメリットが存在します。

同様に「美味しいものほど高い」「高性能は価格が高く壊れやすい」「可愛い服ほど着る人間を選ぶ」「副作用のないものは大きな効果もない」といったようにメリットとデメリットは表裏一体で、メリットや良い点のみの商品などありえません。

ですから、商品を売りたいがために良い点やメリットのみしか伝えないサイトというのはある種の“白々しさ”を感じさせ、賢い消費者はどんなものにも必ずあるはずの悪い点やデメリットをひた隠しにするサイトに対し不信感を抱き、別の情報を探すためあなたのサイトを後にする事が多くなります。

商品の良いところなどどのサイトでも嫌というほど紹介されており、その商品のデメリットやイマイチな点を探すためにネットサーフィンする消費者も多いくらい。

そう、デメリットの情報というのは高いニーズがあり、そして商品紹介に信憑性を持たせる非常に重要なものなのです。

ただけなせば良いというものでもない事に注意

商品紹介においてその商品が持つ悪い点やデメリットをちゃんと記載する事はアフィリエイトを行う上で重要な点になるものの、だからといってただけなせばよいというわけではありません。

デメリットを「ここがダメ」「それが悪い点」「デメリットはこう」という風に書き連ねるよりは「○○な人には合うが、××な人には合わない」というように少し批判的な事を書きつつターゲットに合致する人に強くおすすめしたり、「いくつもメリットがあるものの、デメリットとしてはこう」…といったように、「非常に良い商品だけどここが残念」という伝え方をしたりする工夫をしてみましょう。

場合によってはよりアフィリエイト報酬の高い商品に誘導するためにあえて少し強めの批判をする事もありますが、これも度が過ぎると消費者に見破られてしまうのでほどほどに。

また、アフィリエイト報酬が高くネット上に提灯記事が溢れているような商品の場合、そんな記事にうんざりし悪い点を探している方に訴求するためあえてデメリットを多く書きつつページの後半で持ち上げるような紹介をし購入に繋げるといった方法を取る場合もあります。

批判も上手く使えば商品購入に繋がる事を覚えておいて下さい。

デメリットを伝える際記事の構成に注意する

商品の良い点をしっかり伝えつつも悪い点やデメリットも正直に記載する事は商品をアピールしつつサイトの信頼性を高める上で重要ですが、ページの構成には少し気を使うべきです。

最も悪いのはページの最後でデメリットや悪い点を伝える事で、これでは「結局良くないんだ」という印象を与えかねず後味の悪さが残るため商品購入には繋がりにくくなります。

基本的な構成の例としては…

  • ■商品の概要
  • ■おすすめする点・良いところ
  • ■デメリットや他の商品との比較
  • ■別の視点からのメリット
  • ■価格
  • ■まとめ

こんな感じで商品の良さを伝える文章の間にデメリットを挟んだり、もしくは良いところを概ね伝えた上でデメリットを記載し、最後のまとめで悪い点にも触れつつ良い点の方が遥かに勝っている事をアピールしフォローするようにすると良いと思います。

とはいえ、この辺のライティング技術は人によって異なるため雛形というものは存在しないので、多く記事を書きその経験から自分に合った書き方を見つけるべきかもしれません。

商品の良い点を書いたサイトは星の数と心得る

多くのアフィリエイターは商品を売るために良い点・メリットを書き連ねるため、そういった記事はネット上に溢れています。

商品の本当の評価や情報を知りたい消費者・訪問者の視点ではそういったありふれた記事や文章にはうんざりしますし、だからこそ悪い点やデメリットを書いたページは信憑性や重要度が増します。

そして何より他のページと差別化することによって「他のページの類似記事」と判断されづらくGoogleなどの検索エンジンからの評価が高まる傾向にあります。

だからといって「○○は効かない!?」「△△に騙されるな!」といった刺激的なタイトルにすると広告主の禁止行為や否認条件に抵触し最悪の場合報酬が承認されなかったり提携解除になってしまう事もありますので注意して下さい。

消費者や訪問者、そして検索エンジンが求めているのはニュートラルな視点で良いところも悪いところも包み隠さず記載している信憑性の高い情報であるという事を常に意識し記事を書くようにして下さい。

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