アフィリエイトに勤しんでいる人はとかく「記事を量産しなければ」と、新たな記事やページの作成に注力しがちで、私自身もまさにそれに当てはまります。
アフィリエイトはアクセスが見込めると思って作成した記事に全然アクセスされなかったり、逆になんとなく適当に作った記事にアクセスが集まったりと「書いてみなけりゃ分からない」という面も多々あるのでどうしても物量勝負になりがち。
そうなると次から次へと記事やページを作っていくことになり、できた記事を読み直す時間も惜しんで次へ次へ…という状況になっていくと思います。
しかし出来上がった記事を読み直してみると誤字・脱字はもちろん、変換ミス、おかしな文法などが多いもの。
紙媒体と違いネット上での記事は簡単に修正できるとあって校正や校閲といった見直し作業を怠りがちですが、間違いが多くおかしな記事はサイトにおいて“信頼性”という面でボディーブローのように効いてくるものなので、しっかりと見直したいものです。
今や大手ネット記事でも誤字のオンパレード
最近はドラマなどでも「校閲」が取り上げられたりして文章の質への関心が高まっているものの、実際の現場の状況としてはそれが適切に行われていません。
というのも、ネット上での情報提供というのはスピード勝負という側面があり、特に現在の検索エンジンのアルゴリズムは多少内容が薄くてもより古い記事を上位に表示する傾向にあるので「1秒でも早くアップしたい」という心理が働くのはある意味仕方のないこと。
その影響もあってかYahooのニュースに取り上げられるような大手出版社や新聞記事でも誤字やおかしな文法が目立つようになり、しばしば読者からの指摘の対象になっています。
例えば近年部数は減る一方の新聞は、一度刷ってしまえば修正は不可能ですので事前に厳密な校正・校閲が行われており、誤字脱字などはほとんど発生せず、それは記事の信憑性・信頼性の維持に一役かっているのは間違いありません。
一方、ネット記事などは確かに情報は早いものの誤字や変換ミスが多く「この記者や出版社は大丈夫か?」といったような不信感を抱く場合もあり、「しっかりとした文章が作られているか」という点は信頼性に直結します。
これはサイトやブログでも同様で、変換ミスが多かったり文法が編だったりすることが多いサイトというのは、いかにも「素人感」が漂うことになり、記事に対する信頼性の低下は避けられないでしょう。
文章の質を上げる読み直し
「校正・校閲」というと妙にお堅いイメージがありますし、本来であればその道のプロである第三者に託すことが最良なのは間違いありませんが、アフィリエイトは個人で行っている場合が多いので、とりあえず文章におかしな点がないかをチェックするために読み直すことが重要になります。
仮に2000文字程度の記事を一気に書き上げたとして、上から順に読み直して「手直しの必要がない」というものは少なく、多くは何かしらの間違いや文章のおかしさが潜んでいるものです。
アフィリエイト…特に商品の紹介などでは「いかに信頼できる記事か」が成果に直結するため、書き上げた記事を見直ししっかりとした文章にしておくべき。
また、校正や校閲、読み直しという作業は自分で書いた記事を嚙み砕き文章の構成を改善・再確認する上で非常に有効な手段であり、ものを書くスキルを上昇させる効果が期待できます。
数年前に書いた記事を読み直してみると驚くほど拙いことに気付くように、基本的に文章は書けば書くほど上達しますが、読み直すことによって自分の間違いやクセを見抜き上達のスピードを上げることができるのです。
書いた記事は読み直すクセを付ける
効率が重要視されるアフィリエイトにおいて読み直す時間というのは無駄に感じるかもしれません。しかしこの作業は自分のスキルアップはもちろんサイトの信頼性という面においても有効で、これらは短期間で実感はできないものの、長期的な目で見れば確実に効いてきます。
とはいえ、一字一句をくまなく読み直せばかなりの時間がかかってしまい効率が目に見えて落ちてしまいますので、書き上げたら5~10分程度を目安にさっと目を通す程度でも構いません。
それでもそれなりの改善点が見つかるはずです。
目先のことだけを考えればひたすら記事を書き上げるほうが良いのかもしれませんが、長い目で見れば多少時間をかけても読み直して文章力を上げていった方がプラスになります。軽くでもいいのでできるだけ読み直すようにしてみて下さい。
あ、でもこのブログはアフィリはあまり目的としていないので、読み直しはせず書き殴っている感満載ですけどね。