アフィリエイトはライバルの多い激戦区に飛び込む勇気も必要

アフィリエイトは激戦区に飛び込む勇気も
アフィリエイトを行う際、「理想的なサイトやブログって何だ?」と考えた場合、下記のようなものが挙がると思います。

  • ①多くの人が情報を求めアクセスが稼げる
  • ②成果に繋がりやすいテーマやジャンル
  • ③成果が発生した時の報酬が高い
  • ④ライバルが少ない

これらのうち①~③に関しては条件を満たすテーマやジャンルは存在するものの、当然ながらこういったものはライバルが非常に多く、最後の④の「ライバルが少ない」とは相反します。

一方でライバルが少なくある程度アクセスが見込めるジャンルは探せば見つかるものの、こういったジャンルは成果に繋がりにくく、場合によっては貼る広告すら存在しない場合も多々あります。

そのためアフィリエイターの多くは「ライバルが少なく稼げるニッチなサイト」を追い求め日々努力していると思いますが、アフィリエイトがこれだけ浸透した現在、そういったジャンルを探すのは至難といっても過言ではありません。

ニッチで稼げるサイトを追い求めるのか、あえて激戦区に飛び込み勝負するのか。

これまでアフィリエイトを行ってきた私なりの考えや感じたことを私見と偏見を多分に交えながらも書いていきたいと思います。

ライバルの少ないジャンルは儲かるのか?

多くのアフィリエイターが存在する現在、ライバルの少ないジャンルやテーマというのは少なくなっていますが、探せばまだそれなりに見つかるでしょう。

ただ、そのほとんどは「ライバルが少ないジャンル」というよりは「儲からないジャンル」である場合がほとんどで、商品購入に結びつくようなテーマではなく…

  • ■そもそも売る商品が存在しない
  • ■報酬が極端に低い
  • ■そのジャンルを扱うASPが存在しない

…といった場合が多くなります。

1日数千アクセスを集められればGoogle AdSenseを貼って稼ぐという選択肢があるものの、そこまでアクセスを集めるためには多くのページ数や年単位のドメインエイジが必要になる場合がほとんど。

また当然それだけアクセスが集められるジャンルであれば他のアフィリエイターが参入している可能性も高く、基本的に多くのアクセスが期待できてライバルが少ないジャンルは存在しないと思った方がいいでしょう。

もちろんロングテールキーワードの拾い方や多くの文字を詰め込んだ記事、ニッチな情報の掘り起こしなどアイデア次第では可能ではあるものの、それだけの労力をかけるならアフィリエイト激戦区に飛び込んで物量勝負したほうが良い気がします。

人気のないジャンルは広告や報酬が少ない

他にもライバルが少ないサイトでは、どんなにアクセスを集められても貼る広告がない、報酬が低いというのが大きな問題になります。

単純な話ですが…

  • ■10,000アクセスで報酬500円の商品が5個売れる
  • ■1,000アクセスで報酬5,000円の商品が1個売れる

この2つを比べた場合、アクセスを集めることが目的であれば前者でよいものの、アフィリエイトという視点からいれば後者の方が良いに決まっています。

ライバルの少ないサイトだからとって世間の需要があるかどうかとは別問題で、多くの場合「ライバルがいない=需要がない・少ない」という式が当てはまり多くのアクセスを集めるのは難しくなりますし、仮に上手いことアクセスが集まりライバルも少ないジャンルを見つけられたとしても広告や報酬は少なくなってしまうのが実情。

クリックだけで稼げるアドセンスにしても広告の単価は入札形式であるため、広告を出稿する企業としてもライバルが少ないジャンルでは単価を抑えるのは当然で、1クリックあたりの単価も低いものになってしまいます。

アクセスを集められて、かつ儲かる

というのは現実的に難しいのが現実なのです。

アフィリエイト激戦区で稼ぐことの難しさ

そうなると美容やダイエット、FX(外国為替証拠金取引)、キャッシュカードなどに代表される「ライバルが多いが報酬が高く需要も多いアフィリエイト激戦区で勝負」という選択肢になってきますが、当然ながらこれはこれで苦難の道となるでしょう。

ライバルの多いジャンルでサイトやブログを作る場合、表面的でありきたりな記事ではアクセスにとって生命線となる検索エンジン様には歯牙にもかけられず、検索順位3桁が当たり前になります。

そのため他のサイトがやらない独自のアプローチが必要になりますし、検索エンジンからの信頼(=ドメインパワー)を高めるためには一定以上の物量やドメインエイジも必要になるでしょう。

それが上手くいっても後から後から新規のライバルが湧いてくるため、ある程度定期的に手を入れていく必要があったりと何かと手間がかかります。

ただ、激戦区のジャンルは報酬が高く、また成果にもつながりやすいため、1日100アクセスでも集められれば1ヶ月数万円の報酬になる可能性も十分にあります。

例えば他の人が書いていなかった新たな情報、埋もれた情報を掘り起こし掲載するだけでそのページのアクセスが劇的に増え、たった1ページで驚くほどの報酬を生み出したり…といったことも期待できるのです。

もちろんライバルが多いためそれもなかなか難しいのですが、新たなニュースなどにアンテナを立て、素早い行動と他とは違う切り口で書いていける着眼点があれば十分可能で、これこそが激戦区に飛び込む最大のメリットとも言えます。

私がアフィリエイターとして行動してきた一つの結論

私が本業としてアフィリエイトの取り組み始めたのはここ1、2年の話ですが、副業として細々とやっていた時期を合わせればアフィリエイト歴は10年に及びます。

その中でいくつものサイトを作ってきましたが、一つの結論として…

  • ■ライバルが少ないジャンルはアクセスが集まりやすいが儲からない
  • ■アフィリエイト激戦区はアクセスが少なくてもそれなりの利益になる

…という感触があります。

上でも触れたように、1日1000PV(ページビュー)あるサイトでも1ヶ月の報酬は1万円程度のサイトもあれば、1日100PVで数万円になるサイトもあり、後者のサイトジャンルはやはり激戦区のそれなのです。

激戦区のジャンルの場合1日100アクセスを集めるのも一苦労で、100ページ超の規模やライバルが書かない記事の作成なども必要になってきますが、そこさえクリアしてしまえば安定して稼げる…それが激戦区の激戦区たる所以でもあるのです。

もしあなたが必死にニッチなジャンルを探して思うように結果が出ていないのであれば、覚悟を決めアフィリエイト激戦区に飛び込み本気でサイト作成に取り組んでみると新たな何かが掴めるのではないでしょうか。

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